たとえば本格的に自分の資産としてブログやサイト、メールアドレスを運営していこうとする場合などに、必ず必要になるのがレンタルサーバーへの契約ですね。
でもブログを始めたばかりの初心者の方などには、一体どのサーバー会社を選んだらいいのか、全然分からなかったりする人もいるかも知れません。
国内のレンタルサーバー業者の中でも、『エックスサーバー』は最も人気・知名度もあり、信頼のおけるレンタルサーバーとして知られています。
ここではそんなエックスサーバーの特徴を、メリット・デメリットを含めて見ていきたいと思います。
エックスサーバーとは？
エックスサーバーとは、2003年よりサービスが始まった、この業界では老舗のレンタルサーバーです。提供しているのはサービス名と同じ『エックスサーバー株式会社』です。
国内シェア＆サーバー速度NO.１
現在のところ、サーバー内で運用されているサイトは170万件。国内No.1のシェアを誇っています。
また、サーバー処理速度も国内最速。実績・知名度とも他のサーバーレンタルサービスからは一歩抜きんでた存在というのは疑いのない所ですね。
ちなみにこのブログも、エックスサーバーで運用しています。
月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
エックスサーバーのメリット
圧倒的な処理速度
ブログやサイトを構築する上でも、またそれを見に来てくれる人にとっても、コンテンツが表示される速さはとても重要になりますね。
作業する上で、画面を開くたびに読み込むのを待ってるような状態は非常にストレスになるし、作業もなかなか進みません。
また、ブログやサイトを見に来る人も、読み込みに時間がかかるようでは滞在時間も短くなってしまい、検索エンジンからの評価も下がってしまいます。
エックスサーバーはCPUに、従来より約1.5倍の処理性能を誇る『AMD EPYC』を採用。他のレンタルサーバーを圧倒する処理速度を実現しています。
高い安定性
エックスサーバーにおけるサーバー稼働率は、実に99.99%。
高い技術力を駆使し、ストレスなく安定したサービスを提供しています。
国内シェア１位の信頼感
国内シェア１位の人気・知名度。さらに16年以上積み重ねた実績・豊富なノウハウを持ち合わせており、2003年サービス開始という老舗ならではの安心感があります。
どこにするか迷ったらエックスサーバー、という信頼感を多くの人から得ています。
自動バックアップ機能
Web・メールデータ・MySQLデータを１日１回自動でコピーし、保持する『自動バックアップ機能』が付いています。
万一、自分で誤ってデータを削除してしまったり、何らかのトラブルで初期化せざるを得なくなってデータが消えてしまっても、バックアップしたデータを送ってもらえば復旧できます。
24時間365日サポート
電話・メールによるサポート体制が整っており、初心者でも安心です。
特にメールへの対応は24時間365日いつでも受付けてくれ、必ず24時間以内に対応してもらえます。
独自SSLが無料・無制限
エックスサーバーでは、多彩なSSL証明書が手軽に導入できます。
SSL証明書とはWEBサイトの所有者の情報・送信情報の暗号化に必要な鍵・発行者の署名データを持った電子証明書です。
SSLを導入する事によって、サイトやブログの安全性・信頼性を客観的に証明することができます。
また、GoogleもSSL化を強く奨励しており、導入すればサイトの評価も上がることが期待されます。
マルチドメイン・メールアカウント等が無制限
マルチドメイン・サブドメイン・FTPアカウント・メールアカウントを、全て無制限で作る事ができます。
複数のブログやサイトを作り運用していく上で、非常に有難いですね。
なお、同じ会社が運営しているドメイン取得サービス『エックスドメイン』でドメインを取得すると、設定に余計な手間がかからずスムーズに運用できます。
エックスドメインについて詳しくはこちら。
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エックスドメインの評判や口コミは？【無料で取得する方法も紹介】
エックスサーバーでサイトやブログを運用する場合、同じ会社のサービスであるエックスドメインでドメインを取得すると様々なメリットがあります。ここではエックスドメインの特徴やメリット、デメリットを紹介しつつ、評判や口コミを集めてみました。
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他社からの乗り換えがカンタン
他社サーバーで運用中のWordPressを、自動的にエックスサーバーへ移行できる『WordPress簡単移行』という機能が無料で使えます。
自分で行う場合、非常に複雑で不安の伴う作業となりますが、この機能によりカンタンに移行を完了できます。
また有料オプションになりますが、知識豊富なエンジニアスタッフに移転作業をお願いできる『設定代行サービス』も用意されています。
WordPress自動インストール機能
WordPressやEC-CUBEなどの人気プログラムを、面倒な手間なく設置・インストールすることができます。
筆者もエックスサーバーで複数ブログを運用してますが、ドメインやサイト名などちょっとした入力をするだけで、あっという間にインストールが完了するので重宝してますね。
▼詳しくはこちら▼
エックスサーバーのデメリット
このように様々な高機能を備えているエックスサーバーですが、あえてデメリットを挙げるとすると以下の点になります。
（2020年10月追記）
バックアップデータの提供にかかっていた手数料は、無料になりました。
料金はやや割高
エックスサーバーを利用するにあたり、初期費用が3000円かかります。
利用料金は契約期間によって変わりますが、一番安いプランではひと月に直すと900～1200円という料金設定です。
他の格安レンタルサーバーとして知られるサービスと比べると、どうしても高いという印象は否めません。
ただし、上に挙げたような様々なメリット、高い機能とサービスを備えているので、それを考えるとこの料金設定は妥当なようにも思えます。
他の格安サービスだと、どうしてもセキュリティが脆弱でトラブルが起きがちだったり、速度やサービスが物足りなかったりという事もあるようです。
本格的にブログを資産として運用したい、と言うのであれば、エックスサーバーを選ぶ方が無難な選択だと言えるでしょう。
バックアップデータの復元に手数料がかかる
上記のメリットに挙げたように、エックスサーバーには自動バックアップ機能が付いています。
ただし、保存されているデータを入手するには手数料が必要になります。
筆者も一度データを消してしまい、1万円ほど支払ってバックアップデータを送ってもらい復旧する事ができました。ちなみに今調べてみたら、5000円程度で済むようです。
WordPressのプラグインの方で、自動バックアップするようにしておけば予防できる事ではあるので、その点を押さえておけばさほど気にする事ではないかも知れません。
アダルト系サイトはNG
エックスサーバーでは、 基本的にアダルト系コンテンツの運用は禁止されています。
そういったコンテンツを扱うサイトやブログがない場合は、特に問題は無いですね。
ちなみに筆者はアダルト系アフィリエイトも少ししていますが、そちらのサイトは『mixhost』で運用しています。
こちらはアダルト系OKでかつ高機能。アダルト系以外のサイトを運用する場合でも、おすすめできるレンタルサーバーです。
mixhostについて詳しくはこちら。
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まとめ
以上、国内のレンタルサーバーの老舗であり、かつ圧倒的な支持を得ているサービス『エックスサーバー』について見てきました。
メリットとデメリット両方を見てきましたが、本格的にブログやサイトを運営する上では、やはりメリットの方が断然大きいと思います。
初心者からバリバリのヘビーユーザーに至るまで、エックスサーバーは必要十分な環境を提供。サポート体制も充実し、快適な運用を行っていけるでしょう。
2020年5月現在、10日間無料で使えます。
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