ドメイン

エックスサーバーで支払い忘れてドメイン失効!どうすればいい?

2022年7月24日

しまった!サイトが急に表示されなくなったので調べたら、料金支払うのを忘れててドメインが失効してしまってるよ。

どうやったら復旧できるの?

 

やっちゃったね~。でもエックスサーバーで運用してるならサポート体制はしっかりしてるので、あまり遅くならなければ大丈夫だと思うよ。
ゆうかちゃん

 

 

サーバー&ドメインは契約期間が定められていて、決められた期限までに料金を支払わないと、サイトやブログが表示されなくなってしまいます。

 

エックスサーバーの場合、支払い期限が近づくとメールで案内してもらえます・・が。

ついつい読まずに放置してしまい、気がついたら支払い期限を過ぎていた、という経験のある方もいるのではないでしょうか。

 

実はかく言う筆者がそうで、数年にわたり100記事以上入れていたブログのドメインを失効してしまいました。

 

ここでは、そんな筆者の経験を紹介しつつ、ドメインを失効してしまった場合の対処の仕方や、失効を防ぐ方法についても見ていきます。

 

 

ドメイン失効までの経過

 

エックスサーバーでは、サーバーアカウントや利用ドメインの更新期限が近づくと、上のようなお知らせメールが届きます。

 

利用期限日の1ヶ月前が、支払い期限日となってますね。

(ただし、支払い期限を過ぎてしまっても、即ドメイン失効とはならないようですが)

 

 

(エックスサーバーのサポートページより抜粋)

 

ちなみに、利用しているドメインの更新通知は、上の画像のように1ヶ月前・2ヶ月前・3ヶ月前にメールで送られてきます。

 

 

期限までにちゃんと料金を支払っていれば、何も問題ないのですが・・。

 

(会員用トップページ画像より)

 

利用期限を過ぎても支払いを済ませていないと、上の画像のように、該当ドメインが「期限切れ」扱いとなります。

 

それでも期限が過ぎても数日間程度は利用できますが、そのうちサイトにアクセスしようとしても下のような画像となってしまい、ドメインが失効=使えない状態となってしまいます。

 

 

復旧までの手順~30日以内なら更新費用のみでOK

失効ドメインの復旧にかかる費用などは、該当ドメインの種類によって異なります。

 

ここでは、.com / .net / .info など、下の画像に示したドメインの復旧に関して説明します。

(エックスサーバーマニュアルページより抜粋)

 

利用期限日から30日以内に支払えば引き続き問題なく使えますが、それ以降になると高額な手数料を取られたり、完全に利用できなくなる可能性もあるので注意が必要です。

 

 

利用期限日から30日以内

更新費用のみを支払えばドメインが復旧します。

ちなみに 、.com / .net / .info などの更新費用は、1年契約でおよそ1,300~1,600円程度です。

 

利用期限日から31~45日以内

更新費用に加え、「復旧手数料」として19,250円(税込)を支払うことで復旧します。

 

利用期限日から46日以降はサポートに問い合わせ

状況によって、更新費用+復旧手数料19,250円(税込)を支払えば、復旧が可能な場合も。

支払う前にサポートに問いあわせて、復旧が可能かどうか調査してもらう必要があります。

 

 

サポートへ問い合わせしてみた

筆者の場合、すでに利用期限日から46日以上過ぎていたので、サポートに問い合わせて、復旧をお願いすることにしました。

 

サポートへの問い合わせ方法

(会員用トップページ画像より)

会員用トップページを開くと右下にサポートへのボタンが表示されるので、クリック。

 

 

(会員用トップページ画像より)

1度クリックすると上の画像のように表示されるので、「お問い合わせ」をクリック。

サポートへのお問い合わせページが開きます。

 

 

一番下にある「お問い合わせフォーム」をクリック。

 

 

問い合わせフォームが表示されるので、返信用メールアドレスや件名・質問事項などを入力。

内容を確認した上で、送信します。

 

エックスサーバーサポートからの返答

筆者は上記の問い合わせを夜遅くに送信したところ、翌日の午後3時頃に返答が届きました。

 

詳しい説明をいただいたので、以下に要点をかいつまんで説明していきます。

 

 

利用期限を大幅に過ぎたドメインの復旧は推奨しない

 

「.com」ドメイン等の場合、利用期限日から31~45日間過ぎると、復旧料金として19,250円(税込)がかかります。

エックスサーバーの方でも、ここまで高額な料金が必要となるドメインの復旧は、お勧めしないとの事です。

 

 

ドメインは一度失効した後も、再取得が可能な場合がある

 

ドメインは一度失効すると、「レジストラ」というドメイン管理機関に保持されます。

そして一定期間を経た上で、通常の新規ドメイン所得費用を払えば、再取得が可能な場合もあるとの事です。

 

ただし、必ず再取得が可能になると言う訳ではないようです。

また再取得が可能になるとしても、ドメイン失効から再取得が可能になるまで80~370日間程度かかり、その辺りの詳しい状況はサポートの方でも分かりかねるようです。

 

以上の点を了解した上で、前述したように更新料金+復旧料金を支払えば、利用期限日から46日以上過ぎた筆者のドメインでも復旧は可能との返答でした。

 

 

手続きを放置したところ・・。

エックスサーバーからの返答を踏まえ、筆者が出した結論は・・、

「今そんなにお金ないし、そこまで高額な料金は払いたくない。
バックアップも取ってあるし、ドメイン再取得できるんだったら手続き取らなくてもいいか。」

 

という事で、復旧手続きを取らずこのまま放置することにしました。

 

 

別レジストラから異様な価格で販売

程なくして、そのドメインにアクセスしてみると、黒い画面に何やら英語が書かれたあやしげなサイトが表示されました。

 

そして下の方に、

とあり、どうやら筆者の当該ドメインが売りに出されているようです。

 

そこでこの文章をクリックしてみると・・。

 

 

 

「Go Daddy(ゴーダディ)」という業者のサイトに飛び、筆者のドメインがとんでもない料金で販売されてました。

ちなみに画面写真は7月半ば時点のものですが、最初に確認した4~5月頃には、じつに35万円以上(!)の値がついていました。

 

調べると「Go Daddy」とは、アメリカに本社がある、ドメイン登録数が世界一というレジストラのようです。

 

 

日本のレジストラでも

また、日本に本社があるレジストラ「GMOインターネット」が運営する「ムームードメイン」でも販売されていました。

 

こちらでも7月中旬現在、実に12万円以上という高額となってます。

 

 

それぞれのサイトで「プレミアムドメイン」として販売されているようです。

プレミアムドメインとは、上の画面写真の説明もあるように、世界中で取引され希少価値が高いドメインだとか。

 

筆者のドメインが紐づいていたサイトは、アクセスはそんなに多くはないと思うけど一応ゆうに100記事以上は入ってたし、それなりに価値のあるドメインと認識されているのでしょうか・・。

 

 

しばらく様子見することに

いくら愛着のあるドメインで再取得したいとは言え、ここまでのお金は到底払う気にはなれません。

販売されてしばらくして価格も下がったので、とりあえずさらに待って、様子を見てみることにしました。

 

また何か進展があれば、この記事を更新して詳細を伝えていこうと思います。

 

 

【追記】2023年9月、1円で再取得可能に!

・・それから時は流れ、1年以上経過した2023年9月のある日。

何気なくエックスドメインのサイトで失効したドメインを検索してみると・・なんと「1円」で取得可能となってました!

 

(エックスドメイン検索画面より)

それ以前にも何度か折に触れて検索したことはあったのですが、ずっと「取得不可」の状態・・。

やっぱりなと思いつつ半分諦めの気持ちでずっといたので、いきなり1円で再取得可能となってたのにはビックリしました。

 

 

ほどなく購入し、利用しているエックスサーバーにそのドメインをひも付け。

そして、「いったん失効してるし、記事とかはみんな消えちゃってるだろうな。どうやったら復旧できるんだろう?」などと思いつつ、

とりあえずドメインを検索窓に入力&表示させてみると・・WordPressのダッシュボード画面が失効直前のままで保たれていました。

 

まさかと思いつつ、サイトを表示させてみると・・。

なんと、ブログも記事もまるまる、元の状態で残ってました!

 

 

嬉しさと同時に、こんなに簡単に復旧できちゃっていいの?って思いもあって、なんか体の力が抜けてしまいました・・。

良かった♪ 本当にビックリするくらいカンタンに復旧できたよね。
ゆうかちゃん

 

 

失効前のようなアクセスはほとんどありませんが、とりあえず「無傷」の状態でほぼ1年半ぶりに愛着のあるブログに再会することができて、本当に良かったです。

 

今後、アクセス数の推移や何か気がついたコトがあれば、この後にまた追記として残していきたいと思います。

 

 

結論:ドメイン失効を防ぐには?

支払いが遅れたために無駄な手間がかかったり、あげくの果てにはドメインを失効するハメになってしまいました。

 

こういったことを防ぐには、やはり普段から面倒くさがらずに

  • サーバー&ドメインの管理画面を定期的に見る
  • サポートから届く料金支払いの催告メールなどに目を通す

といった基本的なことを、習慣にしておく必要がありますね。

 

 

また、クレジットカードを持っているのなら、支払いを「自動更新」扱いにできます。

 

(会員用トップページ画像より)

 

自動更新扱いにすると、支払い期限になってもクレジットカードから自動的に料金が支払われるので、支払い忘れ→ドメイン失効という事態は避けられます。

 

筆者も実はそうしていたのですが、支払いに設定していたクレカが諸事情で解約扱いとなったところ、上記の自動更新設定も自動的に解除されました。

それによって支払いが自動で行われなくなり、ドメイン失効という事態にまでなってしまいました。

 

でも、たとえ自動更新設定が解除になっても、管理画面を定期的にのぞいたりメールをチェックする習慣をつけていれば、今回のような最悪の事態は防げたはずですね。

 

 

まとめ

以上、筆者がブログのドメインを失効した経験をたどりつつ、失効を防ぐための手段についても見てきました。

 

ズボラな筆者はやらかしてしまいましたが・・、正直なところ当たり前のことをやっていれば、ドメイン失効にまで至るということはまずありえないかと思います。

 

 

それはそうと今回あらためて思うのは、エックスサーバー&ドメインのサポート体制の充実や、管理画面などサイトの使いやすさ。

Xserverドメイン

 

上で紹介したように問い合わせに対する返信メールも翌日届き、内容も詳細かつ丁寧なものでした。

またサイトの管理画面も見やすく、抜粋したようにマニュアル&ヘルプページも充実しています。

 

筆者は複数のサーバー&ドメイン業者とも契約していますが、そちらと比較しても安心して利用できるサービスとして、頭一つ抜けてる感じはありますね。

 

 

どこのドメインサービスでも失効という事態はあり得ることですが、エックスサーバー&ドメインは一部の業者にありがちなアコギな所もなく、良心的なサービスと言えるかと思います。

これからサーバーの契約や、ドメインの取得を考えてる人にはオススメしたいですね。

 

詳しくはこちらから▼

 

 

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