でも、知らないうちにヘンな表現や言葉の間違いがあったり、読んでる誰かを傷つけるような書き方になってないか心配・・。
語彙や文章力のとぼしい自分を、手助けしてくれるようなソフトってないかなぁ?
『沈黙のWebライティング』の作者の会社が手がけた、文章作成アドバイスツールだよ♪
ブログでいつも文章を書いてるものの、どうしても同じような文が続いてしまう。
また、何かを表現する時に「スゴイ」「おいしい」「キレイ」などといったありきたりな言葉しか浮かばず、自分の語彙力の無さが気になっている人も、けっこう多いのではないでしょうか。
ここでは、そういった書き手の能力をカバーし、文章作成をアシストしてくれるクラウドツール『文賢』について、特徴やメリット&デメリット、口コミや評判などを紹介していきます。
『文賢』とは?
『文賢(ぶんけん)』とは、株式会社ウェブライダーが2017年10月から販売を開始した「文章作成アドバイスツール」。
独自に研究を続けた「100を超える視点」を用いて文章をチェック。
人の気持ちに寄り添った、より良い文章を書くための改善点をクラウド上で提案します。
⇒ 文章作成アドバイスツール【文賢】
株式会社ウェブライダーとは?
株式会社ウェブライダーは、Webコンサルティング・Webコンテンツ制作・ツールの開発などを手がける企業。
SEOに圧倒的な強さを誇るテンプレート『賢威(けんい)』でも知られています。
2010年4月に設立。京都府中京区に本社を置き、東京都渋谷区に支社を構えています。
会社を設立し、代表を務めるのは松尾 茂起(まつお・しげおき)氏。
プロの音楽家としても活動するなど幅広く活躍されていますが、『沈黙のWebマーケティング』・『沈黙のWebライティング』の著者としても有名です。
『文賢』の特徴やメリットは?
文章の改善点が分かる、さまざまな機能
『文賢』では、100を超える視点で文章の読みやすさや分かりやすさをチェックし、改善点を提案します。
アドバイスとともに「例文」が表示されるため、学びにもつながります。
推敲支援機能
文章をより良くするためには、書いたあと改善点をチェックする「推敲(すいこう)」の作業がとても重要です。
この推敲をきちんと行うことによって、読みやすく分かりやすく、読者に届きやすい文章ができます。
『文賢』では、「することができる」などの冗長な表現や、漢字の「ひらく」「閉じる」の指摘など17項目がチェック可能。
また、例えば「引越」「引越し」「引っ越し」など、書き方が何通りもある言葉があります。
そういった表記を統一したい言葉を登録することで、「表記揺れ」をチェックできます。
校閲支援機能
誤字や脱字、間違った日本語を使っていないかをチェックする「校閲(こうえつ)」支援機能を備えています。
『文賢』では、日本語の誤用やカンタンな誤字脱字、重複表現や「ら抜き言葉」など、11項目がチェック可能です。
チェック形式のアドバイス機能
校閲や推敲を経て作成した文章を、最終的に目視でチェックする際に使えるチェックリストを表示できます。
このチェックリストは複数作成でき、状況やチームに応じて、チェックリストの使い分けが可能です。
その他の便利なサブ機能
- 「音声読み上げ機能」 ー『文賢』があなたの書いた文章を読み上げ、あなたの耳で文章がスムーズかどうかをチェック。
- 「漢字の使用率チェック」ー漢字の使用率がカウント可能。文章の固さや柔らかさを測る指標となります。
- 「コメント付きの印刷」 -『文賢』が指摘した内容を含めて、紙にプリントできます。
⇒ 【文賢】は上場企業、中小企業、個人事業主、教育機関、アーティストの方まで、さまざまな方にお使いいただいている文章作成アドバイスツールです
自分では思いつかない表現や、言い回しが身に付く
『文賢』は、情報や感情を具体的に表現するための「文章表現」を多数用意。
それらの文章表現を用いることであなたの文章の魅力が増し、より多くの人に読んでもらえます。
文章表現のレコメンド
『沈黙のWebライティング』など、ベストセラー書籍を多数生み出している株式会社ウェブライダー。
そのコンテンツ制作チームによって、実務ですぐに使える表現力豊かな「文章表現」や「言い回し」が用意されました。
3,500以上の文章表現の中から、文中にある感情や行動を表す言葉に対して、関連した表現が自動でレコメンド(おすすめ)されます。
文章を書くストレスが大幅に減り、書く楽しみを再発見できる機能ですね。
個人でもチームでも、使い方に合わせたカスタマイズが可能
『文賢』は、個人だけでなくチームで使う場合にも便利。
企業やメディアのルールやレギュレーションに合わせて、設定を細かく変更できます。
辞書・チェック関連の細かい設定
『文賢』では、すべてのユーザーに適用される『オーナー辞書』と、ユーザーごとに適用される『ユーザー辞書』が用意されています。
このふたつの辞書を切り替えることで、文章の柔軟な編集が可能です。
また、一部のチェック機能を変更して、メディアやチームごとのルールのカスタマイズもOK。
たとえば「サポート部」「広報部」「編集部」といった事業部ごとに、別々のチェックルールを設定できます。
チェック形式のアドバイス機能
チェック形式のアドバイス機能は、カテゴリを追加するなどのカスタマイズが可能。
「プレスリリース向けのチェックリスト」や「カスタマーサポート向けのチェックリスト」「メディア運営向けのチェックリスト」というように、用途に合わせてチェックリストを切り替えれば、万全の体制で文章を作成できます。
オリジナルの文章表現の追加
『文賢』では、人の感情や行動に関する「タグ」を用意。
そのタグに対して、独自の「文章表現」や「言い回し」を追加できます。
たとえば「好き・興味がある」というタグに対して、「心が無限にときめく」などの文章表現を追加。
すると、文中にある「好き」という関連語に対して、登録した文章表現が自動でレコメンドされるように。
また、よく使う挨拶文や署名などを「定型文」として登録することも、もちろん可能。
ユーザー独自の「文章表現」や「言い回し」を追加し、個性あふれた文章がより書きやすくなります。
今ブラウザで見てる文章を、すぐにチェック
『文賢』には、Google Chrome用の「拡張機能」が備わっています。
この拡張機能を使えば、Google Chrome上で見ているウェブページの文章をすぐに『文賢』でチェックできます。
現在表示されている文章を選択して、「右クリック」もしくは「コンテキストメニュー」を表示。
すると「文賢に送る」というメニューが表示されるので、それをクリックするだけ。
任意のテキストを選択して送信するだけで、文賢を呼び出せます。
Gmail等のメールや、WordPress・各種ブログサービス等のコンテンツを作成する時など、この拡張機能を応用して様々な使い方が可能です。
▼詳しくは公式サイトへ
『文賢』のデメリットは?
『文賢』は優れたツールですが、それでもデメリットと感じる面もあります。
以下、3つほど挙げておきます。
校閲機能が完璧ではない
『文賢』の校閲支援機能は、誤字脱字や「ら抜き言葉」など、14項目をチェックできます。
ただし、あくまでも「ユーザー自身による校閲をアシスト(支援)するもの」という位置づけです。
そのため、文章中のすべての間違いをもれなく完璧に指摘できるものではありません。
ただし、利用ユーザーのフィードバックを参考に、社内の研究チームで随時アシストの精度を上げる努力はされてるとの事。
バージョンアップされるごとに校閲支援の精度は高まっていき、より使いやすくなっていくことが期待されます。
買い切りではない
『文賢』はサブスクリプション(定期的に料金が必要なサービス)で、一度お金を払ったらその後は料金がかからない「買い切り」方式ではありません。
月額費用として、1ライセンスあたり2,178円(税込)がかかります。
とはいえ、Webで仕事をする上では、ライティング技術は重要なスキル。
上に挙げたような様々なメリットがあることを考えれば、相応なコストと言えるのではないでしょうか。
また後述しますが、購入ライセンスの数によって費用が5~15%割引される「まとめ買い割引」もあります。
お試しができない
『文賢』には今のところ、無料でお試しできるサービスは用意されていません。
初期費用もかかるし、ユーザーとしては契約する前にお試しで使ってみたいと思うのは当然ですね。
ただし、『文賢』の導入を検討している方向けに、不定期で無料のオンライン説明会が開催されています。
そちらに参加すると、希望者に「トライアルアカウント」が発行され、数日間無料で『文賢』をお試し利用できます。
『文賢』を利用したいけど迷っているという方は、一度オンライン説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
【文賢】公式サイトへ
『文賢』の口コミ・評判
ここでは、Twitterでつぶやかれた『文賢』についての口コミや評判をひろってみました。
文賢調べてみました。
— 玖洞 (@kudou129) July 31, 2021
かなりいい感じのツールですね!
検討してみようと思います!
リオさん
— まっちー🍎管理栄養士・健康食品"専門"ライター (@machii803) July 27, 2021
人によるのかなとも思いますが、文賢使いやすいですよ✨校閲はツールに頼って時間短縮できると良いですよね😊
文賢の説明会を聞いてきた。ライター講座を聞いている気分だった。やっぱり推敲って大事よね。初期費用が安くないので悩むけど、とりあえず3日間のお試しが楽しみ。
— 林春花@ライター (@hayashiharuka08) August 3, 2021
しかも希望者には「トライアルアカウント」が発行され、お試しで利用できます。
おはよーん!
— ゆうこ☕オンライン秘書&SEOライター (@youtentei1) August 8, 2021
誤字脱字の原因は客観性の視点が足りないのと、集中力の無さにあると分析。
そこで文賢を取り入れてみたんだけど、これめちゃくちゃ自分に合ってる!
推敲、校閲機能はもちろん優れてるけど、やっぱ読み上げ機能がよいんだろうなぁ。
商材よりツールにお金をかけた方がいいと思った🥺
3週間ほどかけて作っている、レンタルサーバー比較の記事がようやく今日公開できそうです。3万文字近い大ボリュームになりましたが、最後に文賢で最終チェックをしたら公開します。
— ミツキ🤓プロテク/SEライフログ運営 (@ptnimz1987) August 2, 2021
これからWordPressサイトを立ち上げる方やサーバー変更を検討している方にぜひ見てもらいたい😇
ネット上で公開されるとある紹介文を書く。
— 長南 雅也 / 🎞🖼🕺🏫 🍛🍷 (@masaya_chonan) July 27, 2021
おかしな日本語や誤字脱字があると、紹介相手に申し訳ないなと思い、文賢で校閲&推敲を。修正箇所が多数出てきて修正を進める。
文賢を使っておいてよかった…。
文賢いいですよね〜〜!私も使用してます。やっぱりウェブライダーがナンバーワン🥺
— megan㌠ (@sunteam097) July 23, 2021
『文賢』を制作した株式会社ウェブライダーさんは、ネットビジネスに関わる人たちの間でも知名度は高いですね。
クライアントさんに「文賢」使わしてもらっているけど、めちゃくちゃいい!!
— 街子|ライター (@machico_neco) July 17, 2021
文章のねじれも指摘してくれる。しかも、言い方も優しい😂アドバイスもわかりやすいし。
お値段がなぁ……
文賢をたったいま導入。
— 菅野 将輝(スガノ マサキ) (@Macky_glmw) July 18, 2021
おもな理由
・Word開くのめんどくさい
・ドキュメントしか基本使わん
・ドキュメントの自動保存神
・ドキュメント→文賢→ドキュメントでチェックの時短できるうえに品質と納品速度上がる
・月に3万円以上収入があるなら自由な時間増える#文賢
溜まってた仕事全部終わってあとFB待ち。文賢すごすぎる。
— 菅野 将輝(スガノ マサキ) (@Macky_glmw) July 23, 2021
文賢のもとはもうとれた。
特に初期費用を負担に感じる人もいるかもしれません。
しかし、優れた文章チェック機能や、使ううちに自然とライティングスキルも上がるサポートシステムなどの機能は豊富で、充実しています。
長く使えば使うほどメリットが大きく感じられる、お得なツールと言えるでしょう。
【文賢】は上場企業、中小企業、個人事業主、教育機関、アーティストの方まで、さまざまな方にお使いいただいている文章作成アドバイスツールです
『文賢』をオススメしたい人
『文賢』は文章を書く多くの人にとって有効なツールですが、特にオススメしたいのは、
- 少しでも読みやすく、分かりやすい文章を書きたい人
- 文章の校閲や推敲が苦手だったり、時間がかかってしまう人
- 文章表現や語彙・言い回しの引き出しを増やしたい人
- たくさんのライターさんの文章をチェックしている人
- お客さんとのメールのやりとりが多い人
- FacebookやTwitterなどのSNSに、よく文章を投稿する人
- 文章を書いたり読んだりするのが好き、あるいはこだわりがある人
などといった人に、特にオススメしたいツールになります。
価格・支払い方法など
『文賢』を利用するには、初期費用11,800円+月額費用1ライセンスあたり2,178円(ともに税込)が必要です。
ただし月額費用は「まとめ買い割引」として、下記のように購入するライセンス数に応じて割引されます。
- 5ライセンス以上→ 2,069円
- 15ライセンス以上→ 1,960円
- 30ライセンス以上→ 1,851円(以上全て税込)
支払い方法はクレジットカード(PayPal)、または銀行振込から選べます。
また、解約はいつでも可能です。
まとめ
以上、文章作成アドバイスツール『文賢』の特徴などについて紹介してきました。
SNSなどのネット上やテレビでは、インパクトの強い、短い言葉やフレーズがよく使われがちですね。
でもその一方で、きちんと深く受け手の心に響く、豊かな文章は少ないかも知れません。
『文賢』でそういった文章表現を身に付け、書いていきながら、Webライティングをはじめとした様々な文章にも応用できれば、素晴らしいですね。
▼詳しくはこちらからどうぞ▼