初心者がSEOを勉強するのにオススメの本ってある?
Webサイトが検索結果で上位に表示されるには、ブログの記事の書き方やキーワードの選び方を始め、検索エンジンの仕様を理解した上で、様々な対策が必要になります。
そういった対策や手法のことを「検索エンジン最適化」、SEO(Search Engine Optimization)といいます。
各方面からたくさんのSEOに関する書籍が出ていますが、『最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書』(野澤洋介著・技術評論社)は、初心者にやさしく、全く知識のない人がSEOを学ぶのに適した本です。
ここでは、『新しいSEOの教科書』を実際購入し読んでみた筆者が、レビューも踏まえ、その特徴などを紹介していきます。
目次
『最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書』基本情報
- 著者 :野澤洋介(のざわ ようすけ)
- 出版社:技術評論社
- 発売日:2017年9月20日
- 288ページ、オールカラー
著者・野澤洋介氏のプロフィール
株式会社アレグロマーケティング 代表取締役社長。
法政大学工学部システム制御工学科卒。
PCソフトウェアパブリッシャーにてサポート・営業・プロダクトマネジメントおよびマーケティング部門など幅広いポジションを経験。
2011年アレグロマーケティングを設立し、企業向けSEO支援ツールを主軸とした製品展開を行いつつ、ブログやセミナーを通してインハウスSEOの取り組み方を解説。
『最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書』目次紹介
- Chapter1 SEOの基礎をマスターしよう
- Chapter2 検索エンジンのしくみを理解しよう
- Chapter3 まずはこれだけはやっておきたいSEOの常識
- Chapter4 Webページ最適化のための施策
- Chapter5 Webサイト構造を最適化するための施策
- Chapter6 モバイルフレンドリーのための施策
- Chapter7 優れたコンテンツを目指すためのテクニック
- Chapter8 Webサイトの価値を高めるためのテクニック
- Chapter9 分析ツール活用のテクニック
- Chapter10 SEOを継続していくためのテクニック
「SEOとは何か?」という最初のところから、Googleなどの検索エンジンの仕組み・内部対策・モバイル対策・記事の書き方・外部対策・分析・更新&改善まで・・。
全く何も知らない所から順を追って、SEOの基礎から実践的な知識までを学ぶことが出来ます。
『最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書』特徴
見開きで完結してて分かりやすい
基本的に1つのセクション(項目)を、見開きの2ページで簡潔に説明してあります。
そのため、必ずしも初めから順番に読み進める必要はありません。
パラパラめくって気になる所を見つけて、その2ページで、疑問点の解決やひとかたまりの知識を得ることが出来ます。
オールカラー&図解が豊富
SEOの本はたくさん出回ってますが、中には文章ばかりで難解に感じられる本もあります。
また、完全に白黒よりは良いけど2色刷りで、圧迫感があり、読み進めにくい書籍もあったりします。
その点、本書はオールカラーで見やすく、親しみやすい紙面。
また、イラストや画面写真・図解なども豊富に掲載されていて、分かりやすいです。
SEOに関して全く無知な初心者の人にもやさしく、挫折しにくい本だと思います。
情報量も豊富
唯一のデメリットと言えば、2017年9月発売と、やや書かれてから年数が経過している事でしょうか。
確かに紹介されている一部のツールなどは、バージョンアップ等もあり、この本通りにはならない部分も多少あるかと思います。
しかし、今回改めてパラパラと見返してみたのですが、SEOに関する基本的な情報は現在でもそのまま通用し、役立つ知識が網羅されています。
情報量も豊富で、初心者から中級者までをカバーできる内容です。
まとめ
以上、『最強の効果を生み出す 新しいSEOの教科書』のレビュー及び特徴などを紹介してきました。
筆者も2年半ほど前にこの本を購入・読破して、SEOの基礎知識を身に付け、その後のブログ運営に役立ってます。
また、今回あらためて見返してみて、忘れてた所や最初読んだ時には理解しにくかった点も分かりました。
Googleなど検索エンジンの仕様は少しずつ変わっていくとは言え、ここに書かれているSEOの基本的な知識は、今後もまだまだ役に立つものだと確信できました。
オールカラー&豊富なイラストや図解で分かりやすく親しみやすく、ネットビジネスをする上で座右の書として、手元に置いて長く使える本だと思います。