「アフィンガー(AFFINGER5)」はSEOにも強く高速、カスタマイズ性も高く、多くのブロガーやアフィリエイターに圧倒的な人気を誇るWordPressテーマです。
当ブログでもアフィンガーを使っており、デザインの整ったブログをすぐ作れるし、採用して満足してます。
それでも、ちょっとこの辺りは使いにくかったり分かりにくかったり等、不満な点も全くないわけではありません。
ここでは、改めてアフィンガーってどんなテーマなのか紹介しつつ、まだブログ初心者の域を抜け出せない筆者が、個人的に感じているイマイチな点を書いてみたいと思います。
目次
そもそもアフィンガーとは?
「WING(AFFINGER5)」は、株式会社オンスピードが販売しているWordPress用テーマです。
2012年に同社が公開した無料テーマ「STINGER」と旧バージョンの「AFFINGER4」を大幅にアップグレード。
検索エンジンで上位表示を狙うためのSEOの細かな仕組み、ブログ及びアフィリエイトで効果的に収益を上げるための機能が豊富に備わっています。
アフィンガーの特徴
「稼ぐ」に特化した仕様
ブログやサイトなどで収益を上げられるようにするには、とにかくメディアを見に来てくれる人がいなくては話になりません。
逆に言えば、文章がおかしかったり記事内容に様々なアラがあっても、集客がきちんとできればアドセンスでもアフィリエイトでも、それなりの成果を上げることができます。
アフィンガー5は、あらかじめ内部SEO対策済み。SEO系のプラグインを新たに追加する必要はありません。
他のテーマよりも、投稿した記事がより早く、より検索上位に上がりやすいとされています。その結果、収益も上がりやすいテーマとして定評があります。
ブログやサイトで、とことん「稼ぐ」ということにこだわったテーマです。
高いカスタマイズ性
AFFINGER5には、WordPressの通常のカスタマイザーとは別に、「AFFINGER5管理」という独自のカスタマイザーがあります。
デザインに詳しくない初心者の方や、あまりサイトのデザインに手間をかけたくない方でも、簡単にサイトのイメージや好みに合ったカスタマイズが可能です。
また、オリジナルで設定できる項目は約120か所。サイトのあらゆる箇所における、細かいカスタマイズも自由自在。
たとえば見出しやバナー・リスト、ボックスのデザイン、ヘッダーや背景画像の種類や有無、おすすめ記事をアピールするスライダー機能やカード・パネルの設置など、こだわろうと思えばいくらでも自由自在なサイトデザインができます。
こうした豊富なカスタマイズ性は、他の有料テーマと比べても群を抜いているとされます。
幅広く使える万能テンプレート
上に挙げたように、AFFINGER5はサイトの大まかな構成から個別の細かい設定まで高いカスタマイズ性を有し、様々な用途に合ったサイトを作ることが可能です。
ブログやアフィリエイトサイトはもちろんのこと、ビジネス向けサイト・店舗や事務所のサイト・特化型のミニサイトなど、様々なサイトの用途に応じて幅広く使えるテーマです。
アフィンガーのメリット
上の特徴とも重複する箇所がありますが、改めてアフィンガーのメリットを見ていきます。
表示スピードが速い
AFFINGER5のページ読み込み速度は、他の様々な有料WordPressテーマと比較すると、『THE THOR(ザ・トール)』などと並びトップクラスのスピードを誇ります。
表示速度が速ければユーザーもストレスなく記事を読んでくれるし、滞在時間の長さにもつながります。
SEOに強い
- 表示速度の速さ
- 投稿記事ごとの細かいインデックス設定
- 独自の管理画面でのサイト全体のSEO設定
- ユーザービリティを高めるカスタマイズ性の高さ
など、Googleからの高い評価を得て検索上位にコンテンツを上げるためのSEO対策が、高いレベルで実装されています。
『All in ONE SEO Pack』などのSEO系のプラグインのインストールは不要。テーマをAFFINGER5に変えただけで、順位が上がったという口コミがネットで多数あり、ブロガーやアフィリエイターの評価も非常に高いです。
デザインや初期設定が手早く済む
WordPressの管理画面に設定されたアフィンガー独自の管理画面から、メディア立ち上げ時の初期設定が簡単に行えます。
たとえば、サイトの基本的なデザインやトップページやサイドバーなどの構成。さらにTwitter・フェイスブックなどのSNSや、Googleアナリティクス・サーチコンソールなど、SEOに関する設定も素早く設定可能。
ブログやサイトで稼いでいくには、兎にも角にもまずはコンテンツをどんどん投稿していくことが必要です。
AFFINGER5なら、ついつい時間をとられがちなメディア立ち上げ時のデザイン設定・初期設定にかかる時間を最低限に抑えられ、コンテンツ投稿に集中できます。
ウィジェットが豊富
ワードプレスにおける「ウィジェット」とは、ブログのパーツ(部品)のこと。
各場所ごとのウィジェットに画像や広告、人気記事コーナーや運営者のプロフィールやサイドメニューなど、管理者が自由にコンテンツや機能を入れて、サイトに表示することができます。
AFFINGER5はカスタマイズの自由度がかなり高いですが、このウィジェットもかなり細かく設定されています。
たとえばトップページ用・サイドバー用・カテゴリーページ用・投稿記事用・固定記事用・Googleアドセンス広告用など、サイトの場所ごとに設定できるウィジェットが合計30か所以上と、豊富に用意されています。
複数のサイトで使い回し可能
AFFINGER5は一度購入すると、一つのサイトだけじゃなく複数のサイトで使えます。
サイトやブログを本格的に運用する場合、ジャンルやテーマごとに様々な展開をしてみたくなると思うし、複数のメディアを持ちたくなるのは当然ですね。
アフィンガーは有料テーマの中ではやや価格が高い部類ですが、複数のサイトで何度でも使えるので、多くのサイトで使えば使うほどお得ですね。
アダルトサイトも可能
AFFINGER5では、法律および公序良俗に反しない範囲であれば使用するサイト内容に関して制限はなく、「アダルト可」となっています。
バリバリのアダルトサイトだけでなく、例えば成人向けラブグッズや出会い系コンテンツ、アルコール類や精力剤などを扱うメディアを運用する場合でも、安心して使えますね。
多くの人が使ってるのでノウハウ記事が豊富
AFFINGER5は公式マニュアルサイトもなかなか充実していますが、それでも機能の多さもあって、参照してみても分からない点や説明不足と感じられるような箇所もあります。
しかし、多くのブロガーやアフィリエイターが利用している人気テーマだけあって、分からないことを検索すると、それに対する回答が掲載されている記事を大抵見つけることができます。
国内産の有料テーマの中でも、屈指の人気を誇るテーマならではのメリットですね。
アフィンガーのデメリット
このように、AFFINGER5は高いスペックと魅力を備えた評価の高いテーマですが、全くデメリットがないと言う訳ではありません。
多くのメリットに比べると、それほど気にする程のことではないかも知れませんが、あえて気になる点を挙げると以下のようになります。
Gutenbergだと使いにくい点がある
WordPressは2018年12月以降のバージョン「5.0」から、デフォルトのエディタ(記事を入力・編集するツール)が「Classic Editor(クラシックエディタ)」から「Gutenberg(グーテンベルク)」に代わりました。
今のところ原則として、AFFINGERは古いエディタのClassic Editorの使用を推奨しており、Gutenbergではテキストの編集などがやりにくかったり、一部対応しきれてない部分もあるようです。
ちなみに筆者はワードプレスを使い始めてまだ日が浅く、Gutenbergから入ったので、テーマをアフィンガーに変えてからもずっとGutenbergを使っています。
しかし、前述したようにテキストやリスト・ボックスなど様々な記事パーツの装飾が、色々調べたけどGutenbergでは現状できないものもあるようなので、プラグインを入れるなどしてClassic Editorも一部使いながら記事を作成してます。
このように旧エディタのClassic Editorも使えるし、今後はGutenbergもさらに使いやすくなるように、購入者限定プラグインのバージョンアップなどで対応されると思われるので、それ程気にすることはないと思います。
機能が多すぎてかえって使いにくいかも?
繰り返し述べている通り、AFFINGER5はカスタマイズ機能が非常に豊富。自由度が高く、様々なタイプのメディアを作成できます。
そのあまりの多機能さゆえに、たとえば初めてWordPressを始めるような初心者の方は、ちょっと混乱して使いにくく感じる部分もあるかも知れません。
ただし、AFFINGER5独自の管理画面もあり、そこから初期設定もまとめて出来るようになっています。
また公式マニュアルでも、サイトを立ち上げて最初にやるべきことがきちんとまとまって書かれているので、始めは少し大変でも後々のことを考えれば、最初からAFFINGER5を使うのは賢い選択と言えると思います。
デザインがやや男性向けかも?
AFFINGER5は様々なタイプのサイトやブログを作成できますが、全体的なテーマのイメージとしては、無駄のないシンプルなデザインという印象はあります。
そのため、例えばアパレル系や女性向け商品を扱うお店などで需要がある、オシャレさや可愛らしさのあるデザインはやや不向きと言えるかもしれません。
しかし、AFFINGER5は非常に多岐にわたる細かいカスタマイズが可能なテーマです。
全体のカラーを赤やピンク系など、女性らしさが演出できる色にできるのはもちろんのこと、見出しや吹き出し、その他の様々なパーツをカスタマイズすることによって、サイトデザインを華やかにも可愛らしくもできます。
作る人次第で、ブログやサイトを女性向けのデザインにすることはもちろん可能です。
電話・メール等のサポートは無し
AFFINGER5では、購入後の電話・メールによる個別サポートは残念ながらありません。
しかし前述したように、公式マニュアルは完璧とまではいかなくても他と比べて割としっかり作られているし、たくさんの利用者がいて、ググれば使用方法や問題解決に関する記事がだいたい見つかります。
筆者もWordPressを始めてまだ1年程度。アフィンガーを購入したのもこの春ですが、公式マニュアルや検索記事を通して、こちらのブログを何とか維持できています。
プラグインの購入を促される
ブログでやりたい事があって公式マニュアルを色々調べると、有料プラグインの追加購入が必要となってくる場合があります。
安くても3,000円、高いと20,000円を超えるものもあり、種類もけっこうあって混乱しがちですね。
AFFINGER5はそのままでも高機能だし、特に初心者の方はこれらの有料プラグインは無視するべきだとは思いますね。
ただ、いちおう買い切り型のテーマだし、使う立場としては最初からそれらの機能を入れておいてほしいのが本音ですが・・。
これらのプラグインは金額相応の価値がある、またはプラグインで利益を上げる販売戦略というのなら仕方ないけど・・個人的にはちょっとアコギな感じがしなくもないですね。
アフィンガーの料金
AFFINGER5(『WING(AFFINGER版)』)の料金は14,800円(税込)となります。
前述の有料プラグインは気になるものの、本体だけでもこの高機能、かつ複数サイトでの使い回しができることを考えると、特に高いとは思わないですね。
複数のサイトでバリバリ使いこなしていけば、価格分の費用はすぐ回収できるのはもちろん、お釣りと言っては余りある、はるかに高額な見返りを得ることが可能です。
なおAFFINGER5には、ユーザー限定で購入できる機能追加版の『AFFINGER5 EX』(機能内容は極秘とのこと)もあります。
また『AFFINGER5 EX』と、テーマを最大限に活用するために作成した専用プラグインとマニュアルをまとめたパーフェクトパック『AFFINGER PACK3』(39,800円)があり、こちらはAFFINGER5を利用してなくても最初から購入できます。
アフィンガーの良い口コミ・評判
ここでは、ネット上でつぶやかれたAFFINGER5に関する、様々な良い口コミ・評判・感想などを紹介します。
多くの人がオススメの人気テーマ
使い勝手の良さに、それまで運営してた他のブログのテーマを全部AFFINGER5に変えた人も。
代表的なStork19 THE THOR の2つを使ってみて、どうもいまいち痒いところに手が届かないムズムズ感。 このアフィンガー5を制したら、結構な記事がかけそうな気がする。
SEOに強い
爆上がりじゃないけど、20位以内の記事はほとんど2〜5上がりました! やはりワードプレスってSEOに強い。
アフィンガーにしたよん。自分好みにできた。
思った通りレイアウトは崩れまくったけど、導入してたった2日でPV爆増。まさかここまでSEOに強いとは。
単純にAFFINGERすげーって思います。ブログへのモチベが戻ってきました。
驚いたのがアドセンスのCTR。1%前後から3%前後まで上がった。 ブログ開始時の入り方は大事だなと実感します。
それでもAFFINGER5はSEOに強く、使った多くの人から効果を実感できたという声が多数あるのは事実です。
収益化に特化
さらにランキング表示機能や、思わずクリックしたくなるバナーやボタンのデザインも自在にできるなど、アフィリエイトやアドセンスなどでサイトを収益化する仕様に特化されているテーマです。
カスタマイズ性が高い
ヘッダーやトップページの大まかな構成から、見出し・リスト・ボックスなど個々のパーツの細かいデザインまで、サイトの特色や運営者の個性が生かせる自在なカスタマイズが可能です。
あまりにカスタマイズできることが多すぎ、ついこだわり過ぎて他のことが手につかなくなってしまわないよう注意です。
デザインが良い
男性的なデザインと見られることが多いですが、豊富なカスタマイズ機能によってオシャレな可愛らしいデザインにすることも、もちろん可能です。
便利で多機能&使いやすい
初期設定でこれなら自分の好きなようにカスタマイズしたら大変なことになりそう…先行投資して大正解だった。
また独自の管理画面も備えており、デザインやSEO・SNS、初期設定などまとめて設定できるなどの利便性も図られています。さらに、記事の書きやすさや快適さも多くの人から評価されている所です。
早めに導入するのが吉
すでにサイトデザインで変えたいところが多々あるんですが結構工数取られそうなんでちょっと検討… 早めに導入したほうが修正軽いです。
おそらく、記事が崩れてしまうだろうから、直す作業がキツいけど、記事数を増やす前に完了させた方が好都合と判断。稼ぐ体制をきちんと整えるためにも、一度立ち止まります。
初心者の方は、「最初は無料テーマでいいや」と思ってる方もいるかも知れません。
しかし将来的に有料テーマを考えていて、上記のような負担を減らしたい場合、どんなジャンルのブログやサイトにも合うAFFINGER5を早めに導入するのは、賢明な選択だと思います。
導入して良かった
マジでいい、シンプルで自分色に染められるし、何よりも無料とはやっぱり違うなってのが実感できる。
管理画面からほぼ全てのカスタマイズができるのはありがたい。結果的に管理画面の情報量は多く戸惑うが触ればなんとかなる。
その機能性や使いやすさから最も優れたWordPressテーマとして、初心者こそAFFINGER5使うべき、という声も多数。
アフィンガーの悪い口コミ・評判
一方、AFFINGER5に関する悪い口コミはそれほど見受けられなかったですが、あまりに高機能過ぎて混乱する、使いにくい、といった声も一部あります。
機能が多すぎて混乱する
まずは公式マニュアルの「スタートガイド」を参照しつつ、『AFFINGER5 管理』(独自の管理画面)で最低限の初期設定。
あとはデザインに関しては、多少思い通りにならなくてもこだわらず後回しにしましょう。ブログを書きつつ、徐々に操作を覚えていくようにすると良いかと思います。
これを書いている筆者も、WordPressを始めてまだ1年くらい。少しずつ慣れていきましょう!
「購入して損した」理由とは?
使ってみて初めて分かることもあるし、購入して完全に損したと言う訳ではないと思いますが・・。
最初からAFFINGER5を選んでおけば、デザイン崩れなどの修正の手間も余分にかけずに済むし、お金も労力も時間も無駄にせずに済みますね。
結論:アフィンガーは買いか?
これまでAFFINGER5について、デメリットや悪い口コミも含めて見てきましたが、結局のところ、AFFINGER5は買うべきでしょうか?
結論
よほどの初心者でない限り、買って損はないテーマ。
特に、収益を早く上げたい人は導入すべき。
機能性の多さに最初はちょっと戸惑う人もいるかも知れませんが、初期設定や基本的なデザインは、独自の管理画面でまとめてできる便利さがあります。
また様々な有料テーマの中でも、AFFINGER5は必要な機能が高いレベルで網羅され、かつシンプルでどんなブログやサイトにも対応できる汎用性の高いテーマ。
しかも表示速度も速く、SEOにも強いです。
細かいカスタマイズにとらわれ過ぎず、まずは記事を増やしていけば、AFFINGER5は成果に最速で近づけるテーマかと思います。
アフィンガーのキャンペーン
現在、作成した内容(広告コードや文章など)を登録、保存してショートコードで自由に呼び出すことができる専用プラグイン『STINGERタグ管理プラグイン3』の無料配布キャンペーン中です。
AFFINGER5を購入すると、ダウンロードしたファイルの中に同梱されています。
アフィリエイトの広告コードやよく使うコンテンツなど、使い回したいコードや文章などのコンテンツを登録。記事やウィジェットにショートコードとして貼り付けるだけで、同じコンテンツを何度も作り直すことなく表示できます。
コンテンツを修正したければ、一つ保存してあるものを直すだけ。貼り付けた所のコンテンツもすべて修正できるので便利ですね。
まとめ
以上、WordPressの有料テーマの中でも最も評価も高く人気のある『WING(AFFINGER5)』について、特徴やメリット&デメリット、口コミや評判について見てきました。
筆者もいくつか有料テーマを使ってますが、AFFINGER5は高機能で長い実績もあり、シンプルで使いやすく安心感のあるテーマという印象ですね。実際にこちらの『ネットビジネス覚え書き』を含め、複数のブログで使っています。
有料テーマの中でも最も信頼できる、おすすめのテーマであることは間違いないです。