WordPressのテーマは国産のものもあれば外国産もあり、無料だったり有料だったりと、星の数ほどと言ったら大げさかもだけど膨大な種類が出回ってますね。
そんな中で、国産テーマの『LIQUID PRESS』は知名度はそれほど高くないものの、独自の機能があって価格もお手頃な、使いやすいテーマです。
ここでは、『LIQUID PRESS』の特徴やメリット&デメリット、さらに評判や口コミまで、詳しく見ていこうと思います。
目次
LIQUID PRESSとは?
『LIQUID PRESS(リキッドプレス)』とは、簡単にスマホ対応ホームページが構築できる、国産のレスポンシブWordPressテーマです。
国産テーマでは数少ない『WordPress公式有料サポートテーマ』に登録されており、シンプルで軽量、また「レスポンシブプラス」「多言語対応(一部テーマ)」など独自の機能を持っています。
運営会社は、鳥取県米子市にある2016年4月設立の『リキッドデザイン株式会社』になります。
【LIQUID PRESS】
テーマ展開
『LIQUID PRESS』は用途や特徴のそれぞれ異なった、8つのテーマがあります。
名称 | 用途 | 特徴 | 価格(税別) |
---|---|---|---|
LIGHT | ブログ・オウンドメディア | シンプルなデザインと機能 | 無料、 3,600円(サポート付き) |
MAGAZINE | ブログ・オウンドメディア | 本格的なメディア運用に | 8,900円 |
CORPORATE | 企業サイト | 多言語対応 | 9,900円 |
LP | ランディングページ用 | 本格的なLPを簡単作成 | 9,900円 |
INSIGHT | ブログ・オウンドメディア | コンテンツ分析βツール搭載 | 8,900円 |
SNART | ブログ・オウンドメディア | オシャレなデザインと機能性 | 7,900円 |
APP | アプリランディングページ用 | アプリLPに特化したデザイン | 9,900円 |
PORTFOLIO | ポートフォリオ・ギャラリー用 | 美しいコンテンツ作成に特化 | 6,900円 |
また、「サブスクリプションプラン」があり、全てのテーマ&プラグインの使い放題・継続サポート・カスタマイズなどが可能です(年額11,760円~23,760円・税別)。
LIQUID PRESSのメリット
WordPress公式有料サポートテーマ
国産テーマでは数少ない、WordPress公式有料サポートテーマ。品質やセキュリティ面でも信頼度が高く、安心して利用できます。
また、WordPressの新機能にもいち早く対応でき、公式プラグインも安心して導入が可能です。
レスポンシブプラス機能
「レスポンシブデザイン」とは、PCやスマホ・タブレットなど閲覧者のデバイスに関わらず、画面サイズに応じて(レスポンシブに)、柔軟に見やすく表示できる手法のこと。
スマホにおけるユーザビリティも向上するため、Googleもこのレスポンシブデザインの使用を推奨しています。
『LIQUID PRESS』ではレスポンシブデザインに加えて、ユーザーがスマホでPC表示に切り替えられる『レスポンシブプラス』という独自機能を備えています。
Bootstrap対応
Twitter開発者が公開したフレームワーク『Bootstrap』に対応。
豊富なデザインパターンを備えており、HTML/CSSの知識があれば、より高度なカスタマイズが可能です。
ウィジェットの柔軟な設定が可能
各ウィジェットごとに、スマートフォンとPCで、異なるウィジェットを表示することができます。
それぞれ1から4カラムまでのカラム設定をして、 サイトレイアウトを自由自在にカスタマイズ可能。
スマホとPCでカラム数を変えるなどの設定も簡単に行えます。
日本語対応高品質WordPressテーマ
シンプルかつ軽量
『LIQUID PRESS』は、非常にシンプルな構成で設計された軽量テーマです。
例えば『LIQUID LIGHT』は37ファイルで構成されていますが、これはデフォルトWordPress公式テーマ『Twenty Fifteen』の50ファイルよりも少ない構成。
海外のテーマでは500ファイルを超えるテーマもあります。
シンプルな設計のため、最小限のコストでカスタマイズやメンテナンスが可能です。
多言語対応
『LIQUID CORPORATE』では、プラグイン不要で多言語化することができ、グローバル展開も可能です。
言語間の切替リンクを自動表示したり、言語サイト別にデザインを変えることもできます。
コンテンツ分析βツール
『MAGAZINE』・『INSIGHT』・『SMART』では、「コンテンツ分析βツール」を搭載。
WordPress管理画面で、記事の閲覧数やシェア数などをまとめて把握できます。
独自のコンテンツスコアやキーワード出現数を確認したり、CSVファイルのエクスポートも可能です。
CTA機能
『MAGAZINE』・『INSIGHT』・『CORPORATE』では、CTA(コール・トゥ・アクション)機能を搭載。
記事ページの下部に、コンバージョン(Webサイトで獲得できる成果)につなげるシェアボタン・フォローボタンなどを表示できます。
「お問い合せ」や「資料請求」など、リンク先も自由に設定可能です。
複数サイトで使いまわしOK
1つのテーマを、複数のサイトで利用することが可能です。
著作権表示が削除可能
フッターの著作権表示はプラグインやコードの編集作業なしで、管理画面から簡単に削除できます。
サブスクリプションプラン
『LIQUID PRESS』は多くのテーマで一般的な買い切り方式とは別に、上記でも説明した「サブスクリプションプラン」があり、それぞれ特徴のあるテーマを使い放題できます。
一年単位の自動更新で、無期限のサポートや拡張プラグインの利用、各種サービス割引、カスタマイズに関するWordPressプロフェッショナルのサポートなども受けられます。
比較的安い
一番高いテーマでも9,900円(税別)。
また、全てのテーマが使い放題の「サブスクリプションプラン」でも11,760円(税別)から利用できます。
他の有料テーマと比べて、良心的な価格と言えるのではないでしょうか。
【プロが選ぶ高品質 WordPress テーマ】
LIQUID PRESSのデメリット
電話サポートは無し
『LIQUID PRESS』では、電話・チャットによるサポート対応はありません。
また、一般的な「買い切り方式」で購入した場合、導入後30日間のみメールによるサポートが受けられます。
継続的なメールサポートを受けたい場合、サブスクリプションプランを契約する必要があります。
一般的な購入方法では30日間しかメールサポートが受けられないものの、「サブスクリプションプラン」では11,760円(税別)からで1年間対応してもらえます。
8種類のテーマが使い放題&1年間メールサポート付きでこの料金なら、かなりお得と言えますね。
LIQUID PRESSの評判・口コミ
ここからは、Twitter上でつぶやかれたLIQUID PRESSに関する評判や、口コミなどを紹介していきます。
【初心者WordPressブログ開設企画】
— とんじる@パラレルワーカー修行中 (@tonjiru_merumae) April 27, 2019
☑️サーバ設定
☑️WordPressインストール
まで完了‼️
テーマ選定で悩んでます🤔
WordPress 5対応の無料テーマ
☑️Adsense設定が細かくできるCOCOON
☑️元は有料版が今なら無料のLIQUID PRESS LIGHT
☑️無料とは思えないおしゃれデザインのNishiki
悩むなぁ…😭
simplicity2からLIQUID PRESS(リキッドプレス)のMAGAZINEに変えました https://t.co/RgbsRyaJoJ pic.twitter.com/Msm2ZrTCBP
— さくら@ボディメイク2年目 (@anabundant_life) June 17, 2018
なんか今日はハチさんよく飛ぶんだけど何故?
— みにまる (@minimalgblog) September 11, 2018
Liquid Pressさんのテーマはいつもちゃんと承認してくれるのでありがたやです。
ブログの外観テーマを、変更するのに悩みましたが、最終的に好奇心が勝利することになりました。
— ぞの@サラリーマン/POYコーチ (@z02n05) April 20, 2017
<ブログを更新しました>
ブログの外観テーマをSimplicityからLIQUID PRESS(INSIGHT)へ変更した理由https://t.co/XSBvcm9OIR
LIQUID PRESSはWordPress公式有料テーマで価格もお手頃、かつシンプルで使いやすいテーマ。8つのバリエーションがあり、自分の望むサイトに適したテーマが必ずあると思います。
どうしても選べない場合は、全てのテーマが使い放題の「サブスクリプションプラン」もオススメです。
先日あるプログラマーとの話しで、おすすめのワードプレステーマの話しになって以下3つを教えてもらった💡
— 佐久間稔⚽専業アフィリエイト3年目 (@sakumaminoru) November 26, 2019
✅スノーモンキー
✅リキッドプレス
✅ライトニング
逆におすすめしないテーマは
☑️賢◯
☑️T◯D
☑️S◯N◯O
との事でした🤭
ブログで使ってる吹き出しはこれ。
— えあ🧙♀️文字屋Lv5 (@air1p1) March 27, 2019
めちゃシンプルで使いやすいぞ!#liquidpress 吹き出しで会話ができる WordPressプラグイン | LIQUID PRESS https://t.co/7c7VL8yVnU
『LIQUID BLOCKS』は最新ブロックエディターGutenbergに対応した、ブロックテンプレート作成プラグイン。
『LIQUID SPEECH BALLOON』は、この文章のように「会話形式の吹き出し」が作れるプラグインで、どちらも重宝しそうですね。
それぞれ無料で、WordPressの管理画面からインストールできます。
オススメしたい人
『LIQUID PRESS』をオススメしたい人は、
- 安い有料テーマを探してる人
- 多言語対応のサイトを作りたい人
- 複数のメディアを作る予定のある人
- 複数の特色の異なるテーマを使いたい人
- 使ってる人が少ないテーマを使いたい人
- コンテンツ分析ツール付きのテーマを使いたい人
以上のような人になります。
特に「サブスクリプションプラン」を利用すれば、通常なら1種類分のテーマの料金で、ブログ・企業サイト・クリエイター向けサイト・ランディングページ等々、様々なメディアが作れてしまいますね。
まとめ
以上、国産WordPress公式テーマの『LIQUID PRESS』について、特徴やメリット&デメリットを紹介してきました。
シンプルで使いやすく独自機能もあり、お手頃価格。
8種類ものテーマを使い放題というお得なプランもあって、色々試してみたり複数のメディアを持ちたい人にとっては、要注目のテーマですね。
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